チャペルと教会の違い

チャペルと教会の違い

結婚式を挙げる場合、キリスト教式で行うことが多いです。この場合はチャペルを利用することが多いのですが、チャペルと教会には大きな違いがあります。教会はもともと信者のためにあるものであり、御祈りをささげる場所です。宗教に帰依している人が集まる場所であり、結婚式ばかりではなくお葬式も行います。そのため宗教に帰依していない人は、挙式をしたいと思っていても断られたり、牧師や神父と話し合いを重ね、1回以上は宗教について学ぶ時間が設けられたりすることが多いです。
一方のチャペルはモチーフにした建物であり、結婚式を挙げるために造られた施設になります。厳かな場所というよりは商業施設の一つであり、宗教の信者は訪れません。結婚式のための建物であるので、牧師や神父に来てもらうことはもちろんのこと、宗教に関係なく様々な演出もすることが可能です。必要なサービスも展開されているほか、ロケーションも良く、会場の雰囲気を大変重視した環境になっています。

儀式に歌が使われる

チャペルや教会は、キリスト教の宗教施設です。信者の日常的な信仰の場になっているのはもちろん、冠婚葬祭の儀式を実施する場としても利用されています。結婚式で利用される事例が一般的といえるかもしれません。こうした冠婚葬祭での利用は信者だけに限定されているわけではないので、申し込みをすれば誰でも使える事例がよくあります。
キリスト教の特徴として、結婚式や葬儀では賛美歌などが使われます。これは神をたたえるための歌で、いくつもの種類があることで有名です。チャペルや教会での儀式に参加したとき、儀式の流れについての知識が少なくても問題はありません。現地のスタッフが適切に案内してくれるので、メロディなどを知らない人にもサポートがあります。また、大きな声を出す必要もないので、周囲の参列者に合わせて席から立ったり座ったりするだけでも問題はありません。大切なのは冠婚葬祭に取り組む気持ちなので、チャペルが会場であっても迷わず参列してください。